Linuxでユーザーを追加する
useraddコマンドで行う。
manを見ながらコマンドを作ってみる。
$ sudo useradd -u 1001 -g user -G wheel -s /bin/bash -d /home/hoge -m hoge
-u | ユーザーID |
-g | ユーザーのグループID |
-G | ユーザーの補助グループ |
-s | ログインシェル |
-d | ホームディレクトリ |
-m | ホームディレクトリの作成フラグ |
-k | ホームディレクトリにコピーされるファイルの値 |
.bashrcなどが/etc/skelに入っていたらそれをホームディレクトリにコピーしてくれるのだけど、-kで/etc/skelに相当するディレクトリを変えられる。
デフォルト値がある程度決まっているので、ここまできっかり指定しなくても良さそう。ただし-mはちゃんと指定しないとホームディレクトリを作ってくれない。adduserという同じようなコマンドはデフォルトでホームディレクトリを作ってくれるよう。
ちなみに-Dでデフォルトのオプション値が見れる
$ useradd -D GROUP=100 HOME=/home INACTIVE=-1 EXPIRE= SHELL=/bin/sh SKEL=/etc/skel CREATE_MAIL_SPOOL=no
ユーザー作った後はパスワードを設定する。
$ sudo passwd hoge
passwdコマンドは自分のパスワードは変更できるが、他のユーザーのパスワードは変更出来ない。セキュリティ的な事を考えれば当然なんだけど。rootは引数にユーザー名を指定さえすれば誰のパスワードでも変更できる。
ログインしてみる
$ su hoge
$ ls /home
shimomura hoge
あとから値を変えたくなったらusermodで変更する。オプション値や引数の渡し順はほとんどuseraddと同じ。
$ sudo usermod -G shimomura hoge
ちなみにシェルだけ変えるにはchshコマンドでもいける。
$ sudo chsh -s /bin/bash hoge