ターミナルにscreenではなくbyobuを使うべき100の理由
成金クソ眼鏡prn野郎に嫌気がさした僕は、家のメインマシンのOSをubuntuにしてしまったわけです。
で、なんかサーバ入ったりして作業する際、windows環境だとteratermとかputtyとかってターミナルソフトが必要なんですが、僕はサーバのログを見ながらとか別のサーバの設定を参考にしながら作業とかって状況が多かったので、ウィンドウ分割と多タブ(複数シェル)管理の楽なpoderosaを使っていたのですが、ubuntuだとそういうことの出来るものはscreenしか知らなかったので、そのままscreenを使うことにしました。
が、これがまたとんでもなく使いにくい。使いにくいというか、設定の仕方がまったく分かりません。screenの売りの1つはコマンドで多タブ表示やウィンドウ分割が出来るところなのですが、キーバインドを変更しようにもどうやったら変更出来るのかがman screenみてもいまいち分からない、というかゴチャゴチャしすぎてて読む気が起きません。screenrcの設定の仕方の情報も少なく、あったとしても、よーしパパ .screenrc公開しちゃうぞーとか訳わかんない事言いながら何の解説もなく本当にそのまま公開してるだけの露出狂野郎のオナニー記事しか見つけられず、それを参考にしようにも結局のところどこをどうしたらどういう変化が得られるのか分かんなくて、ホントscreen使ってる奴はクソしかいねぇな!と憤慨しながら英語版wikipediaのビルゲイツのページの来歴にprnって書きまくって*1、それでも怒りが収まらないからフィンランド語版wikipediaのリーナストーバルズのページの来歴にprnって書きまくってたところで、screenに変わる「byobu」というものを発見して事なきを得ました。
byobuって何?
「screenに変わる」と書きましたが、実際は変わるどころか内部的にscreenを使用しています。早い話がクソみたいなscreenの設定を簡単に行えるラッパーアプリという感じ。.screenrcをバリンバリンに設定して、よーしパパ恥ずかしいところを大公開してどうのこうの、とか言ってるクソscreen厨はどうでもいいとして、僕のような初心者でscreenしか知らないけど設定もよく分からなくて二の足踏んでる可哀想な子羊ちゃんたちのためにbyobuの素晴らしさを説いてあげようと思います。
screen(byobu)って何が出来るの?
説明の前にまずはscreenで実現可能なことをおさらい。
複数シェル管理
サーバAに入りながらサーバBにも入りたい、とかサーバAのファイルXを見ながらサーバAのファイルYを見たい、というときにターミナルソフトを複数起動するとものすごく切り替えが面倒です。そんな場合はscreen(byobuもだけど)なら1つのターミナルで複数のシェルを管理できます。
デタッチ
セッションの状態を維持したままscreenを停止することができます。なので一旦サーバからログアウトして再びログインしたときに、デタッチした状態に復帰できるわけです。もちろん複数のセッションを維持したままなんてことも出来ます。
普通に使う機能はこのくらいなんじゃないでしょうか。普段使う機能なんてこの程度なのに長ったらしいマニュアルなんてわざわざ見たくないわけですよ、奥さん。
というわけで以下に肝心のscreenよりもbyobuを使う理由を100個ほど挙げます。
1. byobuの方がアイコンがかっこいい
この赤矢印で指してるのがbyobuのアイコンです。千年以上前に作られたのにもかかわらず最先端UIにも違和感なく溶けこみ、それでいて優雅さや侘び寂びを感じさせながら他のアイコンを圧倒する存在感。やはり歴史の重みが違いますね。日本人としての誇りを改めて感じさせてくれます。さすがbyobu。え?screenのアイコンはどうしたかって?いや結構探したんスけど全然なかったッス(笑)まぁあったとしてもbyobuのアイコンの上にある端末のアイコンみたいなのなんじゃないスかね?(笑)いいんじゃないスか?爺さん婆さんが使うような「らくらくフォン」みたいな感じで分かりやすくて(爆)
2. byobuのほうがヘルプ画面が見やすい
byobuでF9を押すと設定メニュー画面に移行します。
当然キーボード操作ができます。「ヘルプ -- クイックスタート・ガイド」を選択してenterを押すと次のような画面に遷移します。
これぞ僕が求めていたヘルプ画面…!日常的に使うコマンドなんて限られているので、ほんとこの程度の説明があって見やすければ文句なしですよね。ただこれにはウィンドウ分割のコマンドが含まれてないので、それだけは「man byobu」とかで調べなきゃいけないのが少しだけ面倒ですね。ちなみにbyobuのよく使うコマンドのデフォルトのキーバインドは以下。
- F2 - 新しいシェルの起動
- F3 - 前のシェルへ移動
- F4 - 次のシェルへ移動
- F6 - デタッチ
- F8 - 表示名の変更
- F9 - 設定画面
- shift+F2 - ウィンドウを横分割
- ctrl+F2 - ウィンドウを縦分割
- shift+F3 - 前のウィンドウへ遷移する
- shift+F4 - 次のウィンドウへ遷移する
- shift+F5 - すべてのウィンドウ分割を結合
- shift+F6 - 分割したウィンドウを消す
え?エスケープシーケンスはどうしたのかって?そんな面倒なもんある訳ないっスよwwwwwちょwwww笑わせないでくださいよscreen厨さんwwwwwまじ冗談キツいわーwwwww
あ、一応最先端をひた走る皆さんはscreen厨さんの高度なギャグが分からなかったと思うので一応解説しますと、screenの場合はエスケープシーケンスっていうのがあって、このコマンドを入力してからさらにコマンドを入力して初めて上記のような操作ができるんです。エスケープシーケンス→shift+sでウィンドウを横分割、みたいな。デフォルトだとこのエスケープシーケンスって「ctrl+a」なんで。なので、screenの場合はウィンドウ横分割したいときのコマンドはデフォルトだと「ctrl+a → shift+s」なんです。エスケープシーケンスの分だけ打鍵数多くなってるwwww無駄wwww
3. byobuの方が設定が簡単
お気づきの方も多いと思いますが、上で書いたようにエスケープシーケンスのデフォルトは「ctrl+a」なのですが、実はこれはコマンドラインではカーソルを先頭に移動させるというコマンドになっているのです。そう、同じコマンドをシェルとscreen(byobu)でとりあうことになるわけです。で、実際にコマンドラインで「ctrl+a」を入力するとどうなるのかというと、screenのエスケープシーケンスとして認識されます。カーソルを先頭に移動させるモーションが使えなくなると結構不便なんですよね。
なのでエスケープシーケンスを変更したい訳なんですが、ここでもbyobuはその素晴らしさを発揮しちゃうのです。
F9で設定画面に入り、「エスケープシーケンスの変更」を選択してenterを押します。
おいおい、こんなに分かりやすくていいのかよ…モロ出しじゃねえか…?と心配になっちゃうくらい殺人的に分かりやすい画面がでてきちゃいました。あとはこれを適当に変えちゃえば終わりです。なんて楽チン…!いやーこんなに楽だとscreen厨さんに妬まれちゃうなーwwwホント困っちゃうなーwww
あとはステータスラインの変更も楽々行えます。ステータスラインてのは矢印で示した画面下部にでてるやつですね。IPアドレスからロードアベレージ、メモリ使用率、日付時刻、ディストリビューションのバージョンまで、byobuでは多くの情報がデフォルトで表示されます。
もしこれを変更したい場合は、例によってF9から設定画面に入って「ステータス通知の切り替え」を選択します。すると以下のような画面が出てきます。
これであとは表示させたい項目を選択して「適用」を押せば完了です!
ちなみにscreenの場合はデフォルトだとステータス通知は一切出ませんwwwwwww一応設定すれば出るみたいだけどwwwwwwwww設定こんな感じwwwwwwww
caption always "%{= wb} %-w%{=bu dr}%n %t%{-}%+w %= %{=b wk} [%l] %{=b wb}%y/%m/%d(%D) %{=b wm}%c"
ちょwwwwwww暗号wwwwwwwww複雑すぎてこんなん書けませんwwwwww screen厨さんマジ頭よすぎるわーwwwwwwwww僕byobuに慣れちゃってるからこんなの書けないわーwwwwwww昔はこんな複雑なの調べて書かなきゃいけなかったなんて、技術の進歩って残酷だなぁwwwwwwww
あっ?
あれ?wwwwww screen厨さんいたんすか?wwwwwww影薄くて全然気づかなかったっスwwwwwバックグラウンド起動でもしてたんスか?wwwwwwwwどうしたんスか、肩震わせて……え?ちょwww何泣いてんスか?wwwwwww気色悪wwwwwww
4. byobuを使うようになったら体の調子が良くなった
なんかここんとこ最近腰とか頭とかマジ痛くて吐き気もするしスゲー調子悪かったんスけど、byobu使うようになってから、そういうの全部なくなっちゃったんスよね。
その体の調子の変わり目の時に何かしたかっていったら、ホントにbyobuをインストールしてあとちょっと薬飲んだくらいだし。インストールしてから数時間でなんか体の調子もよくなってきちゃって。インストールしたときはこれだけでこんなに変化するなんて思ってもなかったんスけど。ホントにbyobu様々って感じっスわ。
5. とにかくbyobuを使ってみよう!
百聞は一見にしかずと言います。とにかくまずはbyobuをインストールして使ってみることです!そうすれば僕が言おうとしていた残り95個のbyobuの利点は自ずと見つかるはずです!!いや飽きちゃったとかもう挙げる事なくなったとかそういうのじゃないですからね?いやホントに。マジで。ごめんなさい。